人の味覚は「甘味」「塩味」「酸味」「苦味」「旨味」の五味から成り立ち、その基礎は乳幼児期に
完成してしまうともいわれます
五味は自然界の素材にそのまま含まれているため、なるべく多くの食材に幼い頃に接することが大切です。
この時期に添加物を含む加工品や濃い味に慣れてしまうと、やさしい素材の味を感知することが難しくなってしまいます。
特に甘味には嗜好性が高く、美味しさを覚えるとそればかり食べるようになってしまうこともあります。
1歳半~2歳ごろになると、赤ちゃんの消化器官は大人とほぼ同様の働きができるようになってきます。
この頃からぜひ取り入れてほしいのが発酵食。
まずは料理の味付けに「塩糀」「しょうゆ糀」「甘酒」などの発酵調味料を取り入れてみてはいかがでしょう。
塩、醤油、砂糖よりも味わいが穏やかで、料理に使うと素材の風味を引き立てます。
そのうえ栄養価も高まり、こうじ菌や酵母、乳酸菌のおかげで善玉菌を活性化し腸内環境を整えてくれます。
とりいれ方
まずはお野菜や穀物中心のメニューからスタートし、
ごくごく薄味からはじめます。月齢に応じて、濃さを調整してみてください。
例)大人 かぼちゃの煮物 赤ちゃん かぼちゃペースト+塩麹又はしょうゆ麹など
健康な「味覚」&「腸内環境」は一生の宝です。
発酵調味料でさまざまな素材の美味しさを味わってみてはいかがでしょう。
サポート企業様 (有)坂本造園