広がる「発酵」の世界Vol.3 甘酒 ~sakamoto~

2018.9.14
よく知られている糀発酵調味料のうちの一つ、甘酒。

起源は古墳時代。日本書紀に登場する醴酒(こざけ)だと言われています。

甘酒はまだ日本に砂糖が生産されない頃の貴重な甘味料で

平安時代には貴族のなかで、その後、徐々に庶民へ広がっていきました。

江戸時代になると、「なんだか飲んでると調子が良い」とお茶屋さんや

甘酒売りが出回り、夏場の栄養ドリンクとして多くの人に飲まれていました。*諸説あります

そんな甘酒の成分は約20%がブドウ糖。そのほか必須アミノ酸やビタミンB群、葉酸、食物繊維、オリゴ糖も豊富に含んでいます。

ブドウ糖は脳の活性化・集中力のアップ、必須アミノ酸は細胞やホルモンの形成、ビタミンB群は疲労回復や成長促進、

オリゴ糖や食物繊維は腸内環境を整えるなどただ単にエネルギー源としてではなく

体の調子を整えるとっても優秀な食品なのです。

しかも成分はお米・糀・水のみ。お米のでんぷんが糀の酵素で分解されてブドウ糖になった自然な甘みです。

体への負担もなくスムーズに消化吸収できるので赤ちゃんの離乳食から育ち盛りのお子さん、パパやママ、

おじいちゃんや おばあちゃん、とすべての人に使える万能調味料なのです。

 

作り方

炊いたご飯                  300g

熱湯                   300cc

糀           100g

①ご飯を炊飯器に入れて熱湯を加えてよく混ぜる

②麹をばらばらとほぐしながら加えてよく混ぜる

*温度が70度以上になると菌が失活してしまうので注意してください

③炊飯器にフキンをかけて、蓋をせずに保温(55度くらい) 10時間から12時間おく。 *好みの甘さになるまで。

保存は冷蔵庫で1~2週間くらい。冷凍保存も可能(2か月くらい)です

 

使い方

ドリンクとして、お湯や豆乳、果汁などで好みの甘さにして飲んだり、

スイーツとして季節の果物でフルーツ甘酒や凍らせて甘酒シャーベット

日頃のお料理には砂糖の代用として使ったり、煮込み料理の隠し味や

酢やみそと合わせて酢味噌・しょうゆと合わせて甘辛だれ・ドレッシングやお漬物。。。

さまざまな場面で活用してみてくださいね。

 

 

 

 

Writer ayako