子供の成長と油

2018.12.10

はぐくみごはん さかもとです。

子供の成長は年齢によって発達スピードが異なることをご存知ですか?
脳や脊髄などの神経系は幼児期に、骨や生殖器は思春期に他の時期に比べて発達発育します。
特に脳は、生まれてから6歳までに爆発的に大きくなり、3歳ごろまでに80%、6歳ごろには95%完成するといわれています。

赤ちゃんの脳は生まれたときにすでに大人と同じ数の神経細胞があります。
しかしまだ神経細胞同士がうまくつながっていないので働きはまだまだ未熟です。
赤ちゃんは、成長の過程で様々な刺激を五感で感じ、神経回路のネットワークが作られていきます。

この時期には、質の良い脂質やタンパク質など、脳を形成するために必要な栄養素をしっかりと与え、子供の脳の発達をサポートすることが大切になります。
なぜ質の良い脂質?

人間の脳は60%が脂質(油)で構成されていたり、脳の情報伝達にかかわる神経細胞の細胞膜には「オメガ3」と呼ばれる不飽和脂肪酸が必要になるからです。
脳の神経細胞はオメガ3が20%以上含まれて初めて情報が正しく伝達するといわれています。

また、脳の発達だけではなく、オメガ3にはアトピー性皮膚炎やぜんそくなどのアレルギー性疾患、心臓病、さらにはがんなどの様々な病気を予防・改善する効果
あるといわれています。

脳の栄養素となる脂肪酸(オメガ3)を含む食品って?

植物油だと、亜麻仁油、菜種油、えごま油、しそ油に多く含まれます。
また食材では魚(DHA/EPA)、ほうれんそう、くるみ、凍り豆腐、だいず、からとることができます。
中でも魚介類は必須アミノ酸を含む良質なタンパク源でもあり、ビタミンB群・亜鉛・鉄・セレン・銅などミネラルやビタミンも合わせて摂取することができます。
赤ちゃんの身近な母乳にも含まれています。

しかし現代の子供の食事は加工食品やスナック菓子などがおおくなり、オメガ3のような人を生かす油ではなく、トランス脂肪などの人に害を与える油が大量に含まれています。
トランス脂肪酸についてはこちら→ http://naruchaaaaaaan.livedoor.blog/archives/13548535.html

質の良い油を摂るために。

・食品を購入する際、栄養成分表をしっかりチェックする。

加工食品や市販のお菓子には、そのほとんどにトランス脂肪酸を含んでいます。

・魚など良質の油を摂取するようにこころがける。

・揚げ物やドレッシングなど、それぞれの調理方法に適した油を使う。

油には、酸化しやすいもの、熱すると栄養が逃げてしまうものも存在しています。できるだけ、栄養を損なわずに摂取できる調理方法を選ぶ。

安全性と栄養面に目を向け、自分の生活にあった油を選んでみてくださいね。

Writer ayako